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2020年 6月 5日 流れ
皆さん、お久しぶりです!大塚です。6月に入ってから、はや5日目です。時の流れは速いですねー。私は必死に流れに逆らっている今日この頃です!!!!!
それはさておき、今日は私から世界史の勉強法について少しお話ししたいと思います!!世界史を取っている人もそうでない人も良ければ聞いて言ってください。
皆さんのなかにも「歴史は流れを意識しろ!」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。私も受験生時代、この言葉を聞き、考えました。「流れって、具体的になんだ?」と。
世界史を始めた当時、世界史の全体感がつかめず、一つ一つの事柄が歴史全体の中でどのような立ち位置か分からず、何となくもやもやしながら勉強していました。
そのもやもやの原因は、ずばり、「縦の繋がり」が分かっていなかったことでした。
世界史の流れをカバーするには、時代ごとに輪切りにした「横の繋がり」と、まさに時代を行き来する「縦の繋がり」のどちらも把握する必要があります。
私が当時持っていた教材では、時代を追って章が連なっていくため、横の繋がりは網羅していたものの、縦の繋がりまでは網羅していませんでした。
そこで私は縦の繋がりを把握すべく、市販の参考書を購入し、「各国史」を勉強しました。
各国史を一通り勉強したことで、今まで断片的に知っていた知識が一本の線の上に並んでいくように思えました。縦にも横にも線が伸びて大きな立体的な体系が広がっていくような感覚です。流れを理解するとはこういう事か。と分かった瞬間でした。
例えば、今読んでいる皆さん、フランス革命後の政治体制の変化を順に言っていくことはできますか?
覚えたものを順番通りに暗唱してみろという意味ではありません。
例えば
何をきっかけに帝政から共和制に移行したのか
戦争の相手国の当時の君主は誰か
当時の世界のどんな事柄がフランスの体制変化に影響を及ぼしたのか
などの縦の繋がりや横の繋がりを意識して、誰かに自分の言葉で流れを説明できますか?
歴史を勉強するのに、暗記はもちろん必要です。しかし、暗記だけで十分なわけではありません。
私に、「流れをつかむってこういうことか!」と分かった瞬間があったように
皆さんが自分のやり方で流れをつかむ方法を発見することで
世界史の面白さを存分に味わい、難問に太刀打ちできるようになれば嬉しいです。
それではこのあたりで失礼します。
世界史に限らず勉強法に興味があったり、質問がある!という方はぜひお話ししに来てください!
私を含め、スタッフ全員が皆さんの力になれるよういつでも全力でサポートします
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